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ヒートマップツール比較3選|無料・機能・用途別の選び方
導入から改善までの
4ステップ
01目的を決める
02製品を比べる
0330日試す
04改善へつなぐ
ツールを入れる前に、
改善するページを絞りませんか?
GA4の数値と行動分析をつなぎ、見るページと判断基準を整理します。
2026年9月確認
30秒で比較
- 無料で始める
- Clarity|録画とヒートマップで仮説を作る
- 理由を尋ねる
- Hotjar|行動とアンケートを組み合わせる
- フォームを調べる
- Mouseflow|項目別の停止や離脱を確認する
迷ったら、費用をかけず試せるClarityから始めます。アンケートやフォーム分析が必須なら、その機能を基準に他の2製品を比較してください。プランや機能は変更されるため、契約前に本文の各社公式リンクを確認します。
ヒートマップツールを選ぶときは、機能数より「何を確かめて、誰が改善するか」を先に決めます。録画を大量に見ても、対象ページと仮説がなければ次の施策を決められません。
この記事では、Microsoft Clarity、Hotjar、Mouseflowの3製品を、無料条件、アンケート、ファネル、フォーム分析、GA4連携、同意管理まで含めて比較します。プランや機能は変わるため、2026年9月に各社公式情報を確認した内容を基準にしています。
結論:目的で3製品を選び分ける
最初の候補は、解決したい問題から絞ります。
Clarity
- 費用をかけず行動分析を始めたい
- 録画・ヒートマップで仮説を作りたい
- GA4のセグメントから録画を確認したい
Hotjar
- 録画とアンケートを一緒に使いたい
- 離脱理由をユーザーへ直接尋ねたい
- 調査結果をチームで整理したい
Mouseflow
- フォームの入力・離脱を詳しく見たい
- ファネルと録画を行き来したい
- 複数ページの動線を分析したい
無料で行動分析の運用を試すならClarityが始めやすい選択肢です。アンケートが必要ならHotjar、フォームやファネルの分析を深めるならMouseflowを比較します。どの製品でも、分析後にページを直す担当者と時間を確保できるかが導入判断になります。
比較表:Clarity・Hotjar・Mouseflow
| 比較項目 | Microsoft Clarity | Hotjar | Mouseflow |
|---|---|---|---|
| 主な選定理由 | 無料で録画・ヒートマップを始める | 行動とアンケートを組み合わせる | フォーム・ファネルを詳しく調べる |
| 無料利用 | トラフィック制限なしで無料 | Basicプランあり | 月500セッションのFreeプラン |
| セッション録画 | あり | あり | あり |
| ヒートマップ | クリック・スクロール・エリアなど | クリック・スクロールなど | クリック・スクロール・移動・注目など |
| アンケート | 主目的ではない | Surveysを提供 | Surveys/Feedbackを提供 |
| ファネル | 機能あり | Scaleプランの機能 | Freeは1ファネル、上位プランで拡張 |
| フォーム分析 | 専用機能を選定理由にしない | 録画・イベント等で確認 | 専用のForm Analyticsあり |
| GA4との接続 | 公式連携あり | 連携機能はプラン条件を確認 | 連携機能あり |
| 契約前の確認 | 同意信号とマスキング | 取得セッション数と必要製品 | 月間セッション数と保存期間 |
料金額は契約周期、通貨、セッション数で変わるため固定額を転載しません。導入時に対象サイトの月間セッションを確認し、各社の料金ページで見積もります。
比較表の見方
無料かどうかだけで選ばず、改善したいページと必要な調査方法を先に決めます。録画とヒートマップで仮説を作るならClarity、ユーザーへ理由を尋ねるならHotjar、フォームの項目や複数ページの離脱を詳しく追うならMouseflowが比較の起点です。
無料プランには、計測できるセッション数、保存期間、利用できるファネル数などの条件があります。月間セッション全体ではなく、まず改善対象ページのセッション数を確認すると、必要なプランを判断しやすくなります。
選定前に決める4条件
- 調べるページ
問い合わせフォーム、料金、LPなど、改善判断が必要なページを絞ります。 - 確かめる仮説
CTAが認識されない、入力途中で止まる、必要情報へ到達しないなど、見る理由を文章にします。 - 必要な機能
録画、アンケート、フォーム分析、ファネルのうち必須項目を決めます。 - 改善担当と期限
分析する人、修正する人、判断する日を決めます。
クリック数が多いことだけで、導線が良いとは判断できません。リンクではない要素へのクリックは迷いの兆候になり得ますが、録画、デバイス、遷移後の行動と合わせて仮説として確認します。
Microsoft Clarityを選ぶ場合
Clarityは、ヒートマップ、常時録画、フラストレーション指標、フィルター、GA連携などを無料で提供しています。公式料金ページでは、トラフィック制限や有料アップグレードを設けないと案内されています。
導入初期では、GA4で離脱やキーイベント到達率が気になるページを絞り、Clarityで該当ページのヒートマップと録画を確認します。Rage clickやDead clickは問題の断定ではなく、確認対象を絞るシグナルとして使います。具体的な分析手順はMicrosoft Clarityの使い方で解説しています。
ClarityプロジェクトとGoogle Analyticsを接続すると、GAのセグメントを録画一覧で使用できます。現在は1つのClarityプロジェクトにつき1つのWebプロパティを接続する仕様です。接続時はGA4側に作られるカスタムディメンションも確認します。
直接アンケートを取りたい、フォーム項目別の専用分析が必要といった目的では、他製品も比較します。
Hotjarを選ぶ場合
Hotjarは、Observeのヒートマップ・録画と、Askのアンケート・フィードバックを組み合わせられます。行動を見た後、離脱理由や不足情報をユーザーへ尋ねたい場合に候補になります。
たとえば料金ページで離脱が多い場合、録画だけで理由を決めつけず、退出時の短いアンケートで「判断に足りなかった情報」を確認します。質問数を増やしすぎると回答されにくいため、改善判断に使う1問から試します。
HotjarのFunnelsは、公式ドキュメント上でObserve Scaleプランの機能です。ヒートマップや録画が使えることだけで契約せず、必要なセッション数、Survey、Funnels、連携機能がどの製品・プランに含まれるかを料金ページで確認します。
Mouseflowを選ぶ場合
Mouseflowは、録画とヒートマップに加え、Conversion Funnel AnalyticsとForm Analyticsを提供しています。問い合わせフォームや登録フローで、どのステップ・項目で止まるかを詳しく調べたい場合に候補になります。
2026年9月時点の公式料金ページでは、Freeプランは月500セッション、1サイト、1ファネル、保存期間1か月です。セッションを使い切ると次回補充まで計測が止まるため、対象ページへ絞る運用か、有料プランを前提に見積もります。
フォーム分析では、離脱した項目、送信失敗、入力時間などを確認できます。ただし録画対象のフォームには機密情報が含まれる可能性があります。マスキングの初期設定に頼り切らず、対象外ページと入力要素を実サイトで確認します。
GA4と行動分析を組み合わせる
GA4はページやイベントの母数を確認し、行動分析ツールは画面上の迷いや反応を確認する役割で使います。
- GA4で絞る
流入と成果があり、離脱や低下が気になるページを選ぶ - 仮説を立てる
到達不足、誤クリック、フォーム停止などを見る理由を決める - 録画で確認
デバイスや流入元を分け、複数セッションの共通点を見る - 変更を測る
修正前後のGA4指標と行動シグナルを比較する
GA4やBigQueryで抽出したユーザーを、そのまま別製品の録画へ照合できるとは限りません。URL、イベント、キャンペーン、デバイスなど、両方で安全に扱える条件をあらかじめ決めます。識別子を使う場合は、各製品の仕様、同意、個人情報の扱いを確認します。
イベントの命名と発火条件はGA4イベント設計の記事、BigQueryへの出力はGA4 + BigQuery連携の記事を参照してください。
BtoBサイトで比較するときの優先順位
BtoBサイトは、問い合わせや商談の件数がECの購入数ほど多くないことがあります。そのため、全ページのクリックを眺めるより、検討に影響するページを絞り、GA4の数値と録画・ヒートマップを組み合わせる方が改善へつながります。
| 優先するページ | GA4で確認すること | 行動分析で確認すること |
|---|---|---|
| サービス・料金ページ | CTA到達率、次ページ遷移、離脱 | CTAの見落とし、料金・条件の読み方、戻り行動 |
| 導入事例・比較ページ | 閲覧後の回遊、CTAクリック | 読まれる事例、比較条件、途中離脱の位置 |
| 問い合わせフォーム | 到達数、開始数、完了数 | 停止する項目、エラー、送信前の離脱 |
| LP | 流入元別の成果、デバイス差 | ファーストビュー、誤クリック、スクロール到達 |
最初は、事業への影響が大きく、修正できる1ページを対象にします。ヒートマップの色だけで良し悪しを決めず、録画、流入元、デバイス、問い合わせ内容を合わせて仮説を作ります。分析から改善案へ落とす手順はBtoB SaaSのヒートマップ分析で解説しています。
30日間で試験導入する
全ページを分析対象にせず、1つのページと1つの仮説で試します。
| 期間 | 作業 | 完了条件 |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 対象ページ、仮説、GA4指標を決める | 判断シートに残した |
| 4〜7日目 | タグ、同意、マスキング、除外ページを確認 | テスト環境で録画を確認した |
| 8〜21日目 | デバイス・流入元を分けて録画とヒートマップを見る | 共通する行動を記録した |
| 22〜30日目 | 修正案を1件実装し、継続可否を判断する | 次の計測指標と期限を決めた |
母数が少ない場合は、ヒートマップの色だけで結論を出しません。問い合わせ内容、ユーザーヒアリング、営業からのフィードバックも合わせます。試験期間中に改善作業まで進まなければ、製品を増やす前に運用時間を見直します。
プライバシーと同意を確認する
行動分析ツールはページ内容や操作を記録するため、タグを設置するだけで完了にはできません。
- 同意を渡す
対象地域と利用製品に応じ、CMPやConsent APIから同意状態を伝えます。 - 入力内容を保護する
氏名、メールアドレス、電話番号、自由記述欄が録画されないことを確認します。 - 対象外ページを決める
管理画面、会員情報、決済など、録画不要のページを除外します。 - 表示と保存を管理する
プライバシーポリシー、閲覧権限、保存期間、削除手順を確認します。
Clarityは、EEA・英国・スイスなどの利用者について同意信号の扱いを案内しています。同意がない場合はセッションが分断され、録画やユーザージャーニーの一部機能へ影響します。日本で運営するサイトでも、訪問者の所在地と対象地域を確認します。
よくある質問
Q. 最初の1製品はどれを選びますか。
録画とヒートマップの運用を試す段階なら、費用とトラフィック上限のないClarityから検討します。アンケートやフォーム分析が必須なら、その要件からHotjarまたはMouseflowを比較します。
Q. GA4があればヒートマップは不要ですか。
GA4だけで必要な判断ができるなら追加しません。数値上の離脱箇所は分かるものの、画面上の迷いを確認したい場合に行動分析を加えます。
Q. 録画は何件見れば判断できますか。
一律の件数では決めません。対象ページ、デバイス、流入元、仮説を絞り、同じ行動が複数で現れるかを確認します。母数と偏りも合わせて判断します。
Q. 無料プランだけで運用できますか。
対象ページと目的が限られていれば可能です。必要セッション数、保存期間、アンケート、ファネル、フォーム分析が無料条件に収まるかを契約前に確認します。
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公式情報
導入目的と改善サイクルを整理する
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